2020
03.27

陰陽

中医学の概念

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

陰陽五行説の陰陽の部分です。

全宇宙の物質や、自然界の現象、そして我々の体の中のことも全て性質の全く相反する「陰」と「陽」から成り立っているという理論です。一つの事象や物体はこの「陰」と「陽」が一つになり成り立っているというもの。

また、「陰」と「陽」は絶対的なものではなく、相対的なもので、「陰」の中にも「陽」があり、刻々とその割合も変化しているのです。

自然現象では

「天」と「地」

「日」と「月」

「昼」と「夜」

「晴」と「雨」

位置では

「外」と「内」

「上」と「下」

運動では

「動」と「静」

「曻」と「降」

「浮」と「沈」

「進」と「退」

生命現象では

「成長」と「老衰」

「発育」と「成熟」

時間の概念では

「早」と「遅」

形質では

「無形」と「有形」

「機能」と「物質」

温度の概念では

「温」と「涼」

「熱」と「寒」

明るさの概念では

「明」と「暗」

機能の概念では

「興奮」と「抑制」

「亢進」と「衰退」

厚さの概念では

「薄」と「厚」

透明度の概念では

「清」と「濁」

速度の概念では

「急」と「慢」

重量

「軽」と「重」

物質の状態では

「気体」と「液体」

「液体」と「固体」

電気では

「正」と「負」

化学では

「分解」と「化合」

密度では

「希」と「稠」

季節では

「春、夏」と「秋・冬」

特に体内では

「男」と「女」

「上」と「下」

「外」と「内」

「表」と「裏」

「胸」と「腹」

「背」と「胸」

「五臓」と「六腑」

「気」と「血」

「衛気」と「営気」

「神」と「精」

「津」と「液」

「乾燥」と「湿潤」

「温熱」と「寒涼」

「上半身」と「下半身」

「体表」と「体内」

「瀉」と「補」

(内蒙古医学院中医系編:陰陽五行学説より)


コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。