2020
04.12

六淫(りくいん)と七情(ひちじょう)

中医学の概念

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六淫(外因:気候の変化)

気温や湿度、風の強さなど、気候の変化が急激だったりする場合、病気の原因となることがある。六淫には以下の様なものがある。

寒邪(かんじゃ):冷え性

風邪(ふうじゃ):かぜ

燥邪(そうじゃ):口、鼻、皮膚の乾燥

火邪(かじゃ):鼻血、便秘

湿邪(しつじゃ):関節痛、むくみ

暑邪(しょじゃ):熱射病、熱中症

風邪+寒邪=風寒というがこれが、現在の風邪の症状である。

七情(内因:強い感情)

ひどく怒って頭に血がのぼる、というように感情が一定レベルを超えた場合、からだに悪影響が出る。七情には以下の様なものがある。

喜:心を傷つける

驚:腎を傷つける

恐:腎を傷つける

悲:肺を傷つける

思:脾を傷つける

憂:肺を傷つける

怒:肝を傷つける

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