たるんで太ってるのは、胃が悪いから

ダイエット, 中医薬

食べる量を減らしても、太るのは胃が悪いからである。

身体がブヨブヨして太って見えるのは、ほとんど脾虚（ひきょ）である。

脾は湿を嫌うので、胃腸の働きが悪くなると、水が溜まる。本来、脾は水を肺の方に循環させる役割があるのだが、胃腸が弱っていると全身にダラダラと水分を漏らしてしまう。

結果、全身に余分な水分が溜まってしまう。下着のゴムのラインが身体についてたり、机にうつ伏せて寝たら、顔に線がついてたり、枕の縫い目が顔につくとかもブヨブヨむくみである。

こういう肥満は、胃腸を丈夫にすればいい。食欲も出て、オシッコもでるようになり、身体の余分な水分を追い出して、むくみがとれて、体重も減る。

下半身のむくみは、靴が履きにくくなるとか、靴下の跡が足首に残るとかでわかる。これも湿が溜まった状態なので、基本的には胃腸を丈夫にしてあげればいい。

平胃散料（へいいさん）
二陳湯（にちんとう）

小半夏加茯苓湯（しょうはんげかぶくりょうとう）

などを一緒に飲む。