2020
06.20

肥満なのか、むくみなのか?

ダイエット, 中医学の概念

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むくみ(浮腫)とは、細胞と細胞の間の水が、異常に増加した状態で、朝は顔が腫れぼったい、夕方には下肢がむくんで靴がきつくなる、いきなり体重が増えたなどの症状が現れる。

 体重が増えても、むくみと肥満ではその成り立ちは全く違い、むくみは体の水分が異常に増加した状態であって、肥満は脂肪分が増えるである。区別するにはむくんでいると思う部分を強く指で押してみるといい。

 へこみができればむくみで、肥満の場合はこのようなへこみはできない。

中医的には、むくみとは痰飲といって、体の中に余計な水分をもっているということになる。

痰飲という症状で、湿度の高い梅雨などの時期に、たくさん食べる人や、普段、胃腸が悪いひとがめまいなどの症状を訴える。

苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)六君子湯(りっくんしとう)をつかう。

六君子湯(りっくんしとう)

は痰飲をとる。めまい、頭重痛い、のぼせ、肩こり、おしっこが出ないなどは
痰飲の症状である。

いつも、めまいがして、頭が重いという人の多くは、痰飲である。


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